ファム・ミン・チン首相は、CPTPP加盟国とEUの協力深化は戦略的に重要だと強調し、協力枠組みづくりの加速が必要だと述べました。
南アフリカで開催中のG20サミットに合わせ、ファム・ミン・チン首相は現地時間22日午後、カナダのマーク・カーニー首相、欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長と会見し、CPTPP=「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定」の加盟国とEU=欧州連合の連携強化、貿易・投資協力の推進について意見交換しました。
チン首相は、CPTPP加盟国とEUの協力深化は戦略的に重要だと強調し、協力枠組みづくりの加速が必要だと述べました。さらに、2026年にCPTPP順番議長国を務める計画を紹介し、ベトナムは綿密に準備を進めており、加盟国の積極的な支援を期待していると説明しました。
また、ベトナムはCPTPPの成果を継承しつつ、パートナー各国とともに枠組みをよりダイナミックで実質的かつ効果的なものへ発展させる決意を表明しました。特に2026年は、CPTPP・EU貿易・投資対話を最優先事項の一つとして位置づける方針を示しました。
これに対し、カナダ首相と欧州委員長は、ベトナムの2026年CPTPP議長国就任を歓迎し、CPTPP加盟国間、そしてCPTPPとEUとの貿易・投資協力を強化するため、ベトナムと緊密に連携していくことを確認しました。
(VOVWORLD)